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浅沼稲次郎-Yahoo!ウェブ検索
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テロルの決算 (文春文庫 (209‐4))
![]() ![]() | テロルの決算 (文春文庫 (209‐4)) 価格: / 発売日: 1982-01 売上ランキング: 166160 / おすすめ度: ![]() 感想: 1960年に起きた、浅沼稲次郎社会党委員長暗殺事件をテーマにしたルポタージュ。 誰もが昭和史の映像で見た事があるだろう。演説中の浅沼が、演壇に駆け上がった山口ニ矢少年に刺殺された事件。この事件を、著者沢木は、浅沼、山口の人生を対比させながら丁寧に描き出す。 戦前からの筋金入りの社会主義者でありながら、戦争期に大きい挫折を味わい、終戦後も、豪放磊落な見た目とは裏腹に、孤独な道を歩まざるをえなかった浅沼。聡明で純粋すぎるがゆえに、既存の右翼活動に飽き足らなくなり、やがてテロルの道を歩まざるをえなくなった山口。 二人の人生は、いくつもの偶然が重なり、やがて、まるでこの日が神に用意された舞台だったかのように、暗殺という悲劇として重なっていく。 高度経済成長より前、日本がまだ貧しく、誰しもが安保問題で政治に無関心ではいられなかった時代だ。この”政治の季節”特有の熱気を、沢木は、テロルという、異質のモチーフをもって描ききった。 昭和も遥か昔になった今、あらためて日本が歩んできた道のりをふりかえってみるのも一興だろう。本書は、そんな昭和の一面を鋭く切り取った、ルポタージュの傑作だ。 昭和35年、僕は小学校5年の秋のこと。多分友達と遊んでいた。そしてまたも多分土曜日(か日曜日)・・家に父がいたと思うから。当時は土曜日は昼まで努めていた時代。何か忘れ物をしたかの理由で家に帰ったら、お父さんが「えらい事になった」と唸っていた。「浅沼さんが刺された」「浅沼さんって誰?」「社会党の偉い人や・・」・・・まあこんな会話をした記憶がある。でも僕はそれから遊びに出て行ったからのん気なものである。その後、テレビや新聞で刺したのがまだ若いお兄さんであったこと等々、さらにすごく有名になった刺された瞬間の1枚の写真。ある意味でものすごく心の中に残った事件であった。ただ昨今の秋葉原の事件と違って人を刺すのは一緒でも昔のは「考えさせるもの」があったですね。 後日、事件のあった日つまり昭和35年10月12日を調べたら土曜日でも日曜日でもなかった。でもあの日、確かにお父さんが家にいたよなあ。 |
1960 沢木耕太郎ノンフィクション7 (沢木耕太郎ノンフィクション)
![]() ![]() | 1960 沢木耕太郎ノンフィクション7 (沢木耕太郎ノンフィクション) 価格: ¥ 2,000 / 発売日: 2004-06-25 売上ランキング: 282285 / 通常24時間以内に発送 おすすめ度: ![]() 感想: 本書は1960年の日本を見つめた二つのノンフィクション「危機の宰相」と「テロルの決算」を収録した一冊。「テロルの決算」は社会党委員長と彼を暗殺した少年とが時代の中で鋭く交錯していく様を描いた傑作で、私も文庫で一気呵成に読んだ記憶があります。 今回私が「1960」を手にした目的は、これまで単行本では読めなかった「危機の宰相」に目を通すことにありました。「危機の宰相」は池田隼人首相が推進した所得倍増政策の誕生から終焉までを追っています。 物語の中心は、池田隼人と彼のブレーンであった下村治と田村敏雄の3人です。池田・下村・田村は全員が大蔵官僚の出身。しかし決して順風満帆な出世コースを歩んだわけではない「敗者」の3人が、高度成長路線を理論構築していきます。自民党内部にも世論にも彼らの考えを夢想・空論として嘲笑うかのような雰囲気が一時漂いますが、彼らの目標がどう実現していったかは歴史が示す通りです。 それぞれの人物評伝としてはなかなか魅力的な一冊といえます。彼らとそれぞれの妻とのちょっとしたエピソードなどは生身の人間である彼らの一面を見せており、大変興味深く読みました。 しかし本書は、そもそも私が本書を手にした際の欲求には応えてくれませんでした。 私はまさに高度経済成長の落とし子です。生まれた時からテレビも洗濯機も冷蔵庫も身の周りにありました。私を形作ったといっても言い過ぎではないあの経済成長のからくりはどこにあったのか、改めて知りたいという欲求があったのです。 つまり私が知りたかったのは、高度成長の背景である人物伝や論理構築ではなく、池田政権の個別具体的な金融財政政策です。3人を中心とする高度経済成長論者たちが日々お題目を唱えるだけで日本経済があれだけの飛躍を遂げたわけではありません。本書はそうした政策史が描かれているわけでは残念ながらありませんでした。 |
激動期の日本社会運動史―賀川豊彦・麻生久・浅沼稲次郎の軌跡 (1973年)
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人間が時代を切り開く
浅沼稲次郎
御厨氏のいう「戦後」とは?~朝日新聞1月3日朝刊[私の視点]から
帰省中
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